紅葉に押されっぱなしの晩秋に赤・白・ピンクに咲く「山茶花」は冬の到来を告げる花です。奥道後ゴルフクラブには2種類の「山茶花」が咲きます。12番にはカート道の側に生垣のように咲き、まるでOBを誘うかのように咲いています。そして、ショートホール16番ではまるで「山茶花の森」のように沢山の木々が茂っています。椿の花と違って山茶花は花びらが散ります。落花の時期にはまるで赤い絨毯を敷き詰めたよう一面真っ赤な海のようになります。
8,500本以上の椿が18番とのコースを分割しております。この椿は作家・池波正太郎・水上勉・佐野洋・新田次郎・安達瞳子先生たちが古木を集めたものです。水上先生の作品「雁の寺」の登場人物に縁のある「椿の庄」(京都府)からも古木を取り寄せています。当地松山市の花も「椿」でもあり、冬にプレーする方々の目を楽しませております。
ロングホールの左右を埋め尽くすように左に「紅梅」、右に「白梅」と4,000本以上もの梅の古木が咲き誇ります。 この梅の古木は坪内と親交のあった松下幸之助氏より郷土・和歌山の梅を贈られたことから、同氏の厚情に報いるため、各地より紅梅・白梅の古木を買い集め、 ホール全体に配置したものです。6月初旬には大きな実をつけ、その「梅ちぎり」も隠れた風物詩として、楽しまれております。
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